■
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (135件) を見る
- 作者: さくらももこ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
(後日詳しく書けたらいいな)
■
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/11/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
■
ジャンルごとよかった〜そうでもなかった順記録。コメントあったりなかったり。
映画(劇場公開中)
◆パコと魔法の絵本
◆崖の上のポニョ
◆ハンコック
◆ベガスの恋に勝つルール
パコとポニョとーってもよかった!!パコにいたっては、映画館であんなに笑ってしかも泣いたの初めてだったと思う。序盤こそ「観客ほってかないで〜」な感じだけど、いつの間にか世界観に浸ってました。というのも意地の悪い大貫がパコに出会って改心するまでのくだりが駆け足すぎるんですが、それもあの絵本の上映会シーンを堪能するためだったんだから不満も残らないという話。個人的には國村さんと上川さんがたまりませんでした。あと山内さんもよくて(失礼ながら)意外でした。
本
いしいさんの「東京夜話」がよかった。短編集です。なるほどデビューらしい作品。いしいさんの特徴である童話に近い物語・世界観と、“トウキョウ”という現実よりも現実らしい響きをもつ街との融合。世界観をもっと身近で楽しめました。て、なんかよくわからない表現ですね…。(適切かどうかはわかりませんが)たとえて言うなら、昔のオダジョー/今のオダジョーみたいなもんです。もちろん、「東京夜話」が昔のオダジョーで、「ぶらんこ乗り」、「麦ふみクーツェ」、「プラネタリウムのふたご」等が今のオダジョーね。どっちが好き?の話は置いといて、確立する前かした後か。とっつきやすいかとっつきにくいか。そういうこと。特に冒頭の「真夜中の生ゴミ 下北沢」が好きだったかな。自虐的でおもしろかった。デビュー作品である、というのがポイントで、文章を書いていく上でさまざまな葛藤もあったんだろう…と想像できてよい。自分をカラッと皮肉れる人ってすてきだ。
あと「極上掌編小説」も思ったよりよかったです(さほど期待してませんでしたが)。特に大岡玲さんの「ピクニック」!短いからこそ楽しめる文章かなとは思うけど。他の著作もぜひ読んでみたい。
DVD
全体的に不作でした。「何これひどい…」と思ったのは某ホラー映画の続編だけですが(あえてタイトルは言わない。原作はよいらしいですね。読みたいとも思えないけど)、可もなく不可もなく…な作品が多かったかな。観てよかったと思えるのは「ターミナル」のみ。
それにしても「イン・ザ・プール」はあれ完璧に失敗だと思うんだけどな…。取り立ててつまらない、ということもなかったけど。3つのショートストーリーが交錯(とは言えない出来だけどまー入れ替わり立ち代わりしてるのでね)しているのは見づらいだけだったし、そもそも「勃ちっぱなし」以外のストーリーを雑に扱いすぎだろ、と(しかし上記をていねいに描いているわけでもない)。原作既読のわたしはまだ観れたけど(ところどころ笑えるので)、未読の方には魅力はないと思います。まあ、暇すぎる深夜にど〜でもいい格好とど〜でもいい心持ちで観るには最適ですが…。期待してただけに残念。
■
例のごとくおもしろかった〜そうでもなかった順。今回は小説です。久々に乃南アサさんの作品(家に置いてある)読みました。「ツクツク図書館」よかったよ!
- 作者: 紺野キリフキ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
- 作者: 乃南アサ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 1990/08/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: 乃南アサ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/11/28
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
- 作者: 乃南アサ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/11/28
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
- 作者: 乃南アサ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/01/28
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 114回
- この商品を含むブログ (75件) を見る
あとクリティカルヒット!な漫画。これヤバイよ…爆笑しっぱなしだよ…。ということで殿堂入りです。イエスかわいすぎます。
- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: コミック
- 購入: 62人 クリック: 567回
- この商品を含むブログ (752件) を見る
■
今日も今日とて好きなように過ごしています。ということでDVD鑑賞記録をおもしろかった〜そうでもなかった順に。
非…っ常〜によかった!ものすごく好きな世界観。人の見る夢の中についてのお話で、い〜い感じにクレイジーでしかもゆるい。映像と音楽がたまらんかったです。ただ、ストーリーはそれほど…なので、その点に期待して観るとガッカリしそう。オープニングが一番良かったと思う。開始10分ですでに満足していたわたし。
そして、「パプリカ」の世界観に惚れた人なら確実に試すだろう、あのお店のあのURL。ぜ!ひ!やってみてください。コンテンツは正直しょうもないですが、テンション上がること間違いなしです。
「パプリカ」がよかったのでこちらも観てみました。「おっさん」と「オカマ」と「お譲ちゃん」から成るホームレス3人組の、心温まる奇跡のお話。映像と音楽がやっぱりたまらんかった。それぞれの人物についての描写は雑だけど(というか、3人組がそれぞれ突飛すぎて現実感がないというか無理がある)、勢いと笑いがあるからそこまで気になりません。そんなバカな!の連続ですが、非常に気持ち良く観られます。
いや〜よかった。今回の記事に記録している「レクイエム・フォー・ドリーム」観賞後に観たので5割増しで楽しめたように思います。さわやかであたたかい、誰と観ても楽しめる映画。ありえないとかそんなバカなとか政治はそんな簡単なモンじゃないとか、そんなふうに思ってしまったら負け。軽〜く流しながら観るべき作品。
ちなみに、これを観賞中は前月9の総理大臣モノが頭に浮かぶこと必至となっていますが、あちらの方にはわたし、多少の苛立ちを隠せませんでした。
のほほんとした可愛いストーリーでした。人から明らかな敵意を向けられつつも、自らのプログラミングに逆らってまで、僕は他者を傷つけない!「イイモン」なんだ!と踏んばる鉄人、ジャイアントにはわかっていても涙が出ました。ほんと涙腺弱い。やさしい気持ちになれる、どこかなつかしい雰囲気の作品。
監督の人間性を疑いたくなる作品。そこまでやるか、と。どういう精神状態で、一人で観ようが誰と観ようが、残るものは虚無感だけというどこまでも陰湿なストーリーです。主人公たちの人生はまさに波乱そのものなんだけど、撮り方が淡々としていてまったく質が悪い。いや決してこの映画を否定しているんじゃなく。キャストとか色彩とかはすばらしいから余計落ち込むんだ。このやるせなさは「ドッグヴィル」観賞後に通ずるものがある…。
ところどころいいなと思うシーンやエピソードはあるし、キャストもよかったんだけど、どうしてもぬぐい切れない今ひとつ感。如何せん勢いがなかった。
だいたい、主人公ジミーの、レストランでのプロポーズがすでに伝説になるほどのモンじゃなかったし(まー実際あんなこと言われればキレるはキレるだろうけど)。もっと豪快にできただろうに。
ものすごく好みの感じでスタートして、あ、そっち行きますかと拍子ぬけせずにはいられない作品でした。ある田舎の村に大きな嵐がきたその翌日、湖のほうから深い霧が落ちてくる…という出だしで、父子がスーパーマーケットに買い物に出た先から恐怖は始まる──というストーリーです。なんていうかこう、「ハイドアンドシーク」みたいなサスペンススリラーを期待していたので肩すかし食らった気分。モンスター系のパニックムービーでした(この表現で伝わるかどうか自信ないけど)。「驚愕のエンディング」と謳われていますがそんなことありませんし、気持ち悪いので観ないほうがいいかも。なんだかんだでドキドキしながら最後まで観たわたしが言うけど。わざとなのか何なのか、これぞB級!な設定や雰囲気は嫌いじゃなかったな。
映画好きの知人が過去褒めてたのを思い出して観てみました。結果、どのへんがいいのかわからず終いでした…。興味を持たせようとしてか物語への入り方が??な感じになってるんだけど、仰々しすぎて逆にシラけてしまった。DVDパッケージから、あたたかくも切ないストーリーを期待したのがいけなかったんだろうか…。主役でカップルの二人のあまりに身勝手すぎる思考と(というか主要人物のほとんどがかなりの身勝手)、そして最低の相性にびっくりした。ジョエルが「僕から彼女(の記憶)を奪わないで」と叫ぶ(がかなわない)ところは心を痛くするところなのかも知れないけど、いや自分の蒔いた種じゃん、と。恋人と上手くいかなくて、相手のことをいっそ忘れられたらラクなのに、と思うことはとても人間的だけれど、実際に忘れられる装置・手段が存在するからといって(するんです彼らの世界には)、勢いだけで実行したんじゃ、ただのバカでしょうに。どんな場合でも「バカ」と言うつもりはないけど、クレメンタインとジョエルの関係に限って言えば、ねえ。
わたしが恋愛にアツくなれる性質じゃないからこんな冷めた意見になるのでしょうか。個人的には、これがロマンティック?うそん!と言いたい。
終始感情移入できず、これどう観たらいいんだろう…と迷っていたら終わってしまった感じ。オシャレでしょ!自由でしょ!ってこと?立ち直って、周りを見て、しあわせはここにあるよ、というメッセージなんでしょうが…なんか安っぽい…。
なんでこんな否定的なんだろうわたし、と思ったら、たぶん主人公フランシスみたいな女性が好きでないからだな。書籍の批評を仕事にしておいて、作家から「よくも俺の作品を悪く書いてくれたな」と睨まれただけで「ごめんなさい」?傷心旅行で家を衝動買い?「もう若くない」と言いながらそんな見るからに安っぽい恋人?「わたしが家族よ」?ああ理解できない…。
■
最近家にこもって狂ったように映画ばかり観ています。以下10本の映画を面白かった〜そうでもなかった順に紹介。
それって本当にハッピーエンド?という疑問は残るけど、夢アリ笑いアリ音楽アリで楽しめました。公園でのミュージカルなシーンがものすごく良くてむしろあのテンションですべて作り切ってほしかったくらい。お姫さまのキテレツさはもっと面白おかしく描けただろうに…とそこは少し残念だけど、まーあのへんにしておかないとディズニーさん自分自身の存在否定になるものね。設定はユニークだけど、ストーリーはひねらず隠さず真っ直ぐに!王道であるのはやっぱりディズニーファンタジー!誰と観てもOKな作品。
途中までのぐだぐだ感をガマンできれば面白い、姉妹の絆と自分探し(この言葉心底嫌なんだけど他に何と言っていいか…)の映画。自分勝手で手グセと行儀が悪い妹役のキャメロン・ディアスにおお!と思った。女性なら随所で「ああ、わたしも家ではこんな態度や格好してるよ」と、よく再現したなあと感心できるんじゃないでしょーか。観賞後、あったかい気持ちになれる作品。
映画公開当初から気になってた作品をようやく。「魔法にかけられて」にも書きましたが、やっぱりディズニーは裏切りませんねいろんな意味で!失敗もないけどサプライズもない。わたしはサプライズのある映画のほうが好きなんですが、しかしそれでもディズニー映画は大抵楽しめるからすごい。厨房のねずみがザッと動くシーンにはゾッとしましたが、どのキャラクターも魅力的な楽しい映画でした。
途中、サトエリが妹に修正液を借りるシーンまではすごーーく良かったんだけど、そこからの展開がんー…て感じでした。期待が大きかっただけに消化不良。それにしてもこの映画で初めてサトエリを可愛いと思った。永瀬正敏さんをかっこいい!と思ったのも初めてだった。ド田舎の景色といい配役といい、とても美しい作品。
わりと好きな感じでした。特に何が、ということはないけど。ブリジット可愛かったな(ミニスカートはともかくシースルーはなかったけど)。それにしてもヒュー・グラントが好きです。あのメロドラマ顔…(失礼でしょうか。でも好きなんですよすごく)!「ノッティングヒルの恋人」でのような真面目な青年でなく、今回みたいな軽率野郎のほうがイメージにあってると思う。エンドロール中は彼が主役でしたね。良きかな良きかな。
なんか夢遊病みたいな映画だなと思いました。内容うんぬんよりも、設定として主人公のジャックが不眠症だし、映画全体の空気から。つまりは、あるシーンでストーリーが覚醒するまで眠くて眠くて仕方なかったということ(制作側もそれを見越してところどころに隠し要素(?)仕込んだんだと睨んでいるわたしは!)。映像はきれいだったけども。なんかアレ思い出した、「マシニスト」。雰囲気とか色彩とか病的な主人公とか。
わたし、まったく映画通というわけではないので普段フィーリングでしか観る映画選ばないんですが、フィンチャーが監督の作品だけは意識的に観ている。正直、そこまで好きな作品ってないんだけどなあ。ものすごく好みの空気をまとってるんだよなあ。
そして初めてブラピをかっこ良いと思った。「ワンピース」のドフラミンゴみたいな格好が実際似合う人ってなかなかいねーぜ。
そこまでせんでも!とツッコミを入れてしまうくらい裏のあるストーリー。面白くないこともないんだけど、正直しつこいというか観ていて面倒になってくる感じ。「実はこんな事実が、さらにこんな真実も、びっくりした?ねえびっくりした?」と制作側に語りかけられてるような。なんでだろーな。取ってつけたような設定が多いからかな…。
そして冒頭は某有名猟奇映画シリーズにダダ被りでしたね。あれも第二段まではDVDで観たんだけどなあ。第二段があまりに残虐で、というかただ残虐なだけだったので観るのやめた。映画館の大画面大音声で観られる人って何ていうか自虐が趣味なんじゃ…?と思う。気ィ狂いそうだ。
面白かったけど、わざわざ映画にするほどでもないんじゃ?と思った。スペシャルドラマで良い。しかしまー笑えます。香川照之さんが良かった。イチゴ娘。
設定から展開から何ていうか「突っ走ったねー」という感じ。原作ありきの映画のようなので、ある程度仕方ないでしょうが。
ひとつ言えることは、ジョニーほどインテリヘタレが似合う人はいないということ。おたおたする彼ほど愛しい存在はない。インテリヘタレなおたおたジョニーは「スリーピー・ホロウ」でも観察できます。
別に面白くなかったわけじゃないんだけど二時間弱かけて観るほどでもなかったかな…。ひたすらコメディしておいて、最後には感動させてやろうという王道。なんだかんだ言ってわたしも泣きそうになりました。観賞後とてもさわやかな気持ちになれます。
それにしても邦題失敗してない?昨日なんて一度も選ぼうとしてないし実際選んでも選べてもないよ、この映画。むしろ昨日なんて選べない(だから毎日を大切に)という話でしょ?
ここまでが映画。で、あと海外ドラマです。
ヒロが好き。あとマイケルが(超間接的に、ではあっても)人を殺しちゃった(いやこの言い方は大げさだけども)のがわたしは大いにショックでした…。やむなく人を傷つけることにすら逆に深く傷ついていたマイケルが…人を生き埋めにしておいて片手でネジ?をくるくるして平然と…。うわあん!
↑微妙〜にネタばれなので一応伏せてます。反転してください。