■
今週はサスペンスウィーク開催期間でした(自分ひとりで)。簡単に感想残しておきます。ちなみに、「楽しめたかな〜」と思うものから「そうでもなかったな〜」と思うものへの順。全作品やばいくらい暗いので注意。余談ですが、これいっぺんに借りたら「千緒ちゃんこういうの好きなの…」と驚かれちょっと引かれました。DVDレンタルする際はみなさんも借り方に気をつけてくださいね!
何が良かったってモーガン・フリーマン氏。わたし彼大好きなんです。ストーリーもまあまあでした(「まあまあ」ってえらそうだけど)。異常犯罪者の心理とか社会の冷酷さとか、そういう黒いものを扱っていて、なおかつ救いはほぼナシの作品なので、オススメはしませんが。あとちょっとグロイ部分あります。たぶんオチはほとんどの人に読めちゃうと思う。わかっててもドキドキしたけど。
役作りのためにマイナス30キロの例のアレです。こちらもオチの大筋は、話が始まってすぐに読めちゃいますが、画の感じが好きだったので退屈せず観れました。フセンの貼り方がいちいち几帳面でわかりやすいので、サスペンスのあの、どう転ぶか分からない緊張感が好きなんだ!な方はこの作品観ててもつまんないかも知れません。何せ撮り方が美しくて好みでした。遊園地でのシーンとか良かった。
5作品の中で1番救いようのない話。SAWとかHOSTELと並べて紹介されることが多いみたいです。だいたいそんな感じ。でもSAWと違って(HOSTELは観たことないので分かりませんが)人物ひとりひとりがちゃんと立っていて、ヒューマンドラマ風に仕上がってます。非常に怖いです。が、何ていうかこれ以上ないくらい一生懸命観てましたね。
オチ隠す気が全くないんじゃ…と疑えてしまうストーリー展開でした。ジョニー・デップが色っぽくて素敵だったのでまー良いですが。だって小説家+めがね+バツイチ(正確にはちょっと違う)+クレイジーな設定ですよ!どんな…!
途中まですごく好みな感じだったんですが、なんか妙なクラブで後輩の頭ガンガンするシーンで一気に冷めて(たぶんそういう人多いと思う)、その後も「う〜ん」な感じでした。「この上なく切ないハッピーエンド」みたいなコピーがついてたと思うんですけど、わたしは切なさのかけらも感じられず…。残念。
あとこちら読み終わりました。
- 作者: 大崎善生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/05/07
- メディア: 文庫
- 購入: 27人 クリック: 225回
- この商品を含むブログ (133件) を見る