今週はサスペンスウィーク開催期間でした(自分ひとりで)。簡単に感想残しておきます。ちなみに、「楽しめたかな〜」と思うものから「そうでもなかったな〜」と思うものへの順。全作品やばいくらい暗いので注意。余談ですが、これいっぺんに借りたら「千緒ちゃんこういうの好きなの…」と驚かれちょっと引かれました。DVDレンタルする際はみなさんも借り方に気をつけてくださいね!


セブン [DVD]
何が良かったってモーガン・フリーマン氏。わたし彼大好きなんです。ストーリーもまあまあでした(「まあまあ」ってえらそうだけど)。異常犯罪者の心理とか社会の冷酷さとか、そういう黒いものを扱っていて、なおかつ救いはほぼナシの作品なので、オススメはしませんが。あとちょっとグロイ部分あります。たぶんオチはほとんどの人に読めちゃうと思う。わかっててもドキドキしたけど。


マシニスト [DVD]
役作りのためにマイナス30キロの例のアレです。こちらもオチの大筋は、話が始まってすぐに読めちゃいますが、画の感じが好きだったので退屈せず観れました。フセンの貼り方がいちいち几帳面でわかりやすいので、サスペンスのあの、どう転ぶか分からない緊張感が好きなんだ!な方はこの作品観ててもつまんないかも知れません。何せ撮り方が美しくて好みでした。遊園地でのシーンとか良かった。


es[エス] [DVD]
5作品の中で1番救いようのない話。SAWとかHOSTELと並べて紹介されることが多いみたいです。だいたいそんな感じ。でもSAWと違って(HOSTELは観たことないので分かりませんが)人物ひとりひとりがちゃんと立っていて、ヒューマンドラマ風に仕上がってます。非常に怖いです。が、何ていうかこれ以上ないくらい一生懸命観てましたね。


シークレットウインドウ [DVD]
オチ隠す気が全くないんじゃ…と疑えてしまうストーリー展開でした。ジョニー・デップが色っぽくて素敵だったのでまー良いですが。だって小説家+めがね+バツイチ(正確にはちょっと違う)+クレイジーな設定ですよ!どんな…!


バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]
途中まですごく好みな感じだったんですが、なんか妙なクラブで後輩の頭ガンガンするシーンで一気に冷めて(たぶんそういう人多いと思う)、その後も「う〜ん」な感じでした。「この上なく切ないハッピーエンド」みたいなコピーがついてたと思うんですけど、わたしは切なさのかけらも感じられず…。残念。



あとこちら読み終わりました。

聖の青春 (講談社文庫)

聖の青春 (講談社文庫)

大崎さんの著書ということで、将棋には全く興味ないにも関わらず。ノンフィクション作品はあまり好きじゃないにも関わらず。でもとても興味深い本でした。文体が固くて印刷も心なし読者に優しくない感じで、多少読みづらかったですが。ネフローゼと闘いながら騎士として最後まで頂点を目指し尽力した、最もピュアな男性の一生を描いたお話。出会えて良かったと思える1冊。