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話はそれて、この作品を観たなら誰もが考えるだろう「わたしならどの瞬間を人生で1番に選ぶか」ということについて。これむ…っずかしいですよね。伊勢谷じゃないけど、わたしも選“ば”ないかも知れない。こんなこと考えること自体が性悪なんだろうけど、だって、わたしがもしAという人との時間を選択したとして、Aが死んだときにわたしとの思い出を選択してくれなかったらと考えると怖くて怖くて仕方ないから。自分にとって大切ならそれでいいじゃんというのはできた人間の考えることで、とりあえず今のわたしには到底無理なのでした。やっぱり自分の大切な人には、わたしのことを大切に思ってほしい。だから、心の中ではあの瞬間、という思いがあっても、わたしは選ばないと思う。選べないというほうが正しいのかな…わからないけど。
その点で言うと、この作品のラストはちょっとキレイ事すぎたんじゃ…?と思わなくもないです。ネタばれになるので詳しくは書けませんが、京子さんの選択した思い出を知って、ARATAがあんなに純粋でいられるわけがない!と思う。わたしだったら優越感と悔しさと喜びと無念でぐちゃぐちゃになったことだろうよ。