イン・ザ・プール (文春文庫)

イン・ザ・プール (文春文庫)

読了。フランクな文章で話自体もあっさりしてるので非常に読みやすいです。病的な性質を持ってしまった患者と、そんな彼らよりもっとタチの悪い医者とのオムニバス・ストーリー。わたしはこの小説タイトルにもなっている「イン・ザ・プール」がいちばん好きだったかな〜。「勃ちっ放し」も良かったけど。そうだ、これ、「勃ちっ放し」ていうタイトルからもわかる通りちょこちょこ下ネタ入ってきます。全然いやな感じではないけど。むしろ女性の描く性描写より実直で好感持てる感じ(下ネタに実直って表現もなんですが)。爆笑だったり感動だったりはありませんが(言い切った!!)、小バカにしたような、呆れたような笑い方をしたい人はぜひどうぞ。シリーズ続編はいつか読みたいなあ。1年後くらいに。同タイトルで映画化もされているんですが、キャストが好みでちょっと気になってます。家にひとりのとき、静か〜に観たい。